こんにちは!!hecatonです。
コロナ禍でのGWは皆さん、どう過ごされたでしょうか?
私は出来るだけGWでも外出を控えようと心がけましたが、1日だけ家族とアスレチックに行ってきました。
「フォレストアドベンチャー」っていって、全国に何箇所かあって我々家族も関東限定ですが今まで何箇所か行って楽しんでます。
ここは基本、木の上で楽しむアクティビティなので、屋外で他の方とも一定の距離が保たれて、かつ高低差があるフィジカルディスタンスということを考えると、比較的感染リスクは低いかなと思いました。
自粛ムードの中、体も動かせて家族も喜んでいました!!
さて、そんな中、ほとんど私は自分の書斎作りを家でずーっとやってまして、没頭しすぎてBlogの更新も忘れてました。
1週間に1回程度更新という、ゆるいルールのこの「hecaton's」Blogですが、楽しみにしていた方には申し訳ありません。
実は家を建てた際、間取りを決める時に小さいスペースでも書斎も作りたいなとは思っていましたが、やりたい事、付けたい建具とかいろいろあって優先順位が下がり、結局予算とスペースの関係上作らずじまい。
で、今のテレワークが基本の状況になり、夫婦でテレワークをしていると特に会議時に声とか話す内容が聞こえるとまずいですから、お互い気を使わないといけなくなりました。
ここで改めて自分の書斎の需要が高まってきたわけです。
従来だと、作るにも住宅メーカーに見積もりもらって・・・とか面倒だったり見積もり額に躊躇します。
現状はどうでしょう?
「You!じゃあ書斎を自分でつくっちゃいなよ!!」
て感じで作れる環境が、このコロナ禍でのDIYブームで出来てきたわけです。
そこで有名なあれ、「LABRICO(ラブリコ) 」の登場です!!
これがあれば持ち家でも賃貸でも関係なく、2×4の木材と組み合わせれば気軽に家の中に柱が建てられるじゃないですか。
これはいわゆる、「木材と組み合わせて床と天井の間に設置する多機能突っ張り棒」です。
その突っ張り棒を単独や複数本組み合わせて、棚つくったり、物をひっかけたり等アイデア次第でいろいろ出来る優れものです。
使用する木材の仕様は決まっていて「2×4材」を使います。
「ツーバイフォー」と読みます。
2×4材の寸法は、38×89mmの木材です。
ホームセンターで木材コーナーにいけば「2×4」って書いてあるので簡単に購入出来ます。
これを数本部屋に建てて壁を作ることで、1.5畳程度の部屋を今の寝室の中に作りたいと思います。
今の部屋はこんな感じ。
ちょうど寝室の角で北側に窓があります。
机を設置してありますが、ほとんどリビングで仕事や趣味とかしていたので、荷物を乗せて倉庫みたいになっていました。
ちゃんと部屋を活用できていなかったですね。
ほぼデッドスペースでした。これは荷物をどけた状態・・・
ここにこんな感じの書斎を作りたいとラフ画をiPadで作りました。
下手くそですみません・・・まあイメージなんでね。
ラフ画のように先ほどのラブリコを使って柱を立てますが、要は突っ張り棒なので、突っ張って天井は問題ないのかって確認をしないといけません。
場所によっては突っ張りすぎて天井にダメージを与える場合もありますので注意です。
で、またこれ登場!!
下地探索兄弟!!
これを使って天井の状態を調べます。
ラブリコ の設置候補の天井を調べます。
センサーの示した場所からピンポイントでさらに確認すると、どうやら金属製の構造がありそうです。
マグネットが付いていて金属があるとくっつきます。
ちなみに金属がない時は、グッと押して針を挿して確認します。
ここなら問題なさそうなんで、書斎の詳細設計に入ります。
で、材料の寸法がだいたいわかったので、これでホームセンターに行って木材を調達してきます。
あと、部屋の色味はアンティークなこげ茶系にしようと思います。
家全体がモダンをテーマにしている白系の家なので、書斎はウッディな雰囲気に変えてみます。
材料は以下になります。
書斎基礎材料一覧
- 2×4材:2本
- 2×4材のリノベ柱:2本
- カフェ板:6枚
- 有孔ボード:1枚
これらをホームセンターで指定した長さで整えてもらい持って帰ってきました。
購入木材が1本3m程度なので車の中に入らないので出来るだけ切ってから持ち帰ります。
1箇所50円程度なんでOK。複数本まとめて切ることが出来ればこの場合も50円です。
さ、持ち帰った木材に塗装をするのですが、塗装する前に下準備として木材にサンディング(やすりがけ)をします。
表面を滑らかにして塗料ののりをよくするんですね。
では早速サンディング!!
はい、これが2×4材のリノベ柱です。
2×4材に、あとでカフェ板等を挟むための溝が、既にいれてある状態の柱です。
溝の幅31mmで溝の深さが18mmです。
これにサンディングしていきます。
使ったのはこれです、3Mサンディング ブロック。
この先端の筒の中にロール上のサンディングペーパーを入れて、使うたびに引き出して使うタイプです。
これがロール上になった専用のサンディングペーパーです。
裏は粘着テープになっています。
こんな感じでロールを引き出します。
で、裏面の平らな部分にピタッと貼り付けます。
これでひたすら表面を滑らかにします。
今回はサンディングシートの#240のみで削ります。
柱なんでピカピカでなくてもよく、多少荒い感じを出したいのでこの#240番にしてます。
棚板にするなら、#400以上を使おうかと思います。
ちなみに番数が上がるほどサンディングシートの粒度は細かくなります。
細かさは、#80<#240<#400という感じです。
結構な労働です。
1本で2m近い柱で4面ありますからね、これを削らなくてはいけません。
さらにカフェ板は幅が2mありますからこちらも6枚両面は、かなり疲れますね・・・筋肉痛になりそうです。
ただ、少しずつ滑らかになってくると気持ちいいし、楽しいんですよね!!
努力が形になってすぐに現われるので充実感を味わえます。
子供に手伝ってもらったりしましたが、結構自分で楽しんで手動でやりました。
ただね〜量がある時はそれでもだんだん苦痛になってきたので、これから塗装をすることを考えると、他にもまだやりたいことがいろいろあるので、手動はここまでにして機械に頼ることにします。
機械とは?
じゃ〜ん、これです!!
きました、BOSCHのランダムアクションサンダー GEX125-1 AEです。
プロ仕様の方です。
充電式もありますが、ほぼ外で使うので有線コードありのタイプにしました。
これで1000人力です。
なんといってもBOSCHはデザインが好きですね。
カラーリングもたまりません。
これ正面です。
メインのスイッチが上の赤いボタンです。
斜め後ろです。
電源コードが出ている左に回転数を変更出来るダイヤルが付いてます。
そして後ろに突き出た箱は、底面のサンディングして削った木のクズというか微細な粉(サンディングダスト)を吸引して、この箱に溜めてくれます。
かつ、マイクロフィルターが箱についているので、ここでサンディングダストを取り除いて綺麗な空気を排出するというシステムです。
この箱は左又は右にひねって取ります。
本体から突き出たパイプにクリーナーを接続して常に吸引しながら作業も出来ます。
箱はこんな感じで蓋が取れます。
この薄い黄色っぽいのがマイクロフィルターですね。
体に優しい作りですね。
こちらは上からです。
このグレーのグリップを持ってサンディングします。
ここはソフトラバーグリップといって人間工学に基づいた形状、つまりエルゴノミクスデザインを採用していて、手にフィットし片手での操作も容易です。
振動も軽減してくれるらしいですよ。
そして底面。
円形のサンディング部分は、さきほどのサンディングダストを吸引するため、円形の穴が複数空いています。
なので、この穴が空いた専用のサンディングシートを使う必要があります。
で、これが専用の円形サンディングシートです。
今回は粒度の異なる#240と#400を購入。
ではBOSCHのサンダーでサンディング!!
#240を使います。
ななっ!! これは楽すぎる!!
本体で1.3kgありますが、持ち上げなければ女性でも問題ない重量ではないでしょうか。
ちなみに、このサンダーすごいのが材料に本体を押し付けるまでは、回転を停止するアイドリング機構が搭載されています。
すげ!!
これなら何本でもいけそうな気がする!!
これがサンディング前。
ケバケバした表面ですね。
これがサンディング後。
表面がだいぶ滑らかになりました。
動作音は結構するので、隣家の方が気になる人は時間帯とか注意しましょう。
で、マイクロフィルターはどうなんだと。
確かに手動の時と違ってサンディングダストを散らかさないですね。
そしてケースの中は・・・
おお!!
微細な木屑がちゃんと集塵されてますね。掃除も楽です。
サンダーもオービタルサンダーや三角サンダー等何種類かあって何を購入しようか悩んだんですが、やはり私のようなDIYレベルだと、用途とこのパッドが丸いランダムサンダーの方がオービタルよりも回転力の面でサンディングは強力なのでこれにしました。
そして充電式も考えましたが、室内でサンディングやらないし充電セットまで購入すると高くなるので、これでと。
今回は購入して大満足でしたね〜まだまだ作りたいものがあるので、ガンガン使いますよ〜。
ということで、今回は設計とサンディングが出来て塗装の下準備は整いましたので、次回は塗装にはいります。
ではまた!!