今回はTiny Whoop用の5.6GHz帯を利用するため、電波の利用申請をします。
前回BETAFPVのZ01というカメラを購入しましたので、それを利用するための開局申請になります。
申請方法は、総務省の「電子申請・届出システム Lite」から開局申請をします。
このシステムを利用すれば書面手続きや窓口へ提出といった煩わしさがなく24時間365日手続きが可能なのが良いですね。
ただすぐには利用できず、ユーザー登録が必要です!!
まずはこちらからやりましょう!!
「電子申請・届出システム Lite」
https://www.denpa.soumu.go.jp/public2/index.html
ただ、残念なことにお役所系システムなんで推奨環境はWindowsでMacは対象外です。
推奨環境かどうかは手順1で確認できます。
つなみに私の環境で手順1を実行すると・・・
下のような表示がでます。Win使いなさいと・・・
しょうがないな・・・、推奨環境のWindowsでユーザー登録をします。
手続き準備として、以下を用意します。
・アマチュア無線免許証:無線従事者の免許証番号の記入が必要です。
そして・・・登録が完了すると後日ユーザーIDの通知書ハガキが届きますので初期パスワード変更を行い、使い始めの手続き完了です。
さ、ここから申請手続です。
一応申請手続きのざっくりした概要ですが、
⓵「電子申請・届出システム Lite」で開局手続きで必要事項を記入(手順3 申請・届出)
⓶申請手続きの途中で記入、および添付した資料を保存し、そのファイルを利用して保証機関に保証を依頼。
まだ総務省に「送信」しちゃダメですよ。保証を受けてからです。
この保証は、アマチュア局に使用する無線設備等が電波法第三章の技術基準に適合していることの保証開設の保証手続きのこと。
完了すると「技術基準適合の保証書(開設)・(変更)」がPDFで送られてきます。
もちろん有料で保証料がかかります。JARDだと1台¥4,000です。詳細はHPで確認してください。
保証機関は以下の2社のどちらかに依頼。
⓷上記保証機関から保証書が届いたら、中断していた「電子申請・届出システム Lite」にて保証書を合わせて、ここで送信!!
④終了
詳細の手続きは、やはりドローンを楽しむ方が増えたのかJARDさんのFPVに関する手続きのコーナーがあり、手続き方法の細かい記載方法が掲載されています。「電子申請・届出システム Lite」への記入例がコメント付きで掲載されています。
非常に便利!!
これを見ながら申請すればスムーズにいくこと間違いないですね。
電波の型式とか個人だとわかりくかったですからね。
ここです。
JARD「 ドローン(FPV)の免許・増設に係る手続参考資料」
https://www.jard.or.jp/warranty/drone/index.html
そして、手続き用の添付資料の準備。
・送信機系統図:日本国内のSHOPで送信機付きカメラを購入する際は、系統図付きのものを購入しましょう。
どんなものかは、JARDのHPで確認できます。アンテナとか電源、ATTとか送信機に関する図ですね。
https://www.jard.or.jp/warranty/drone/index.html
・送信機に改造を施した写真
海外製の送信機は日本のバンドプランに適合しない周波数も飛ばすことができる仕様になっていますので、そのような適合
しない周波数を選択出来ないようにするための対策が必要です。
例えばDipスイッチを固定したり、ボタンタイプで押下するごとに周波数が変更出来るのであれば変更出来ないように改造する。
例えばグルーガンで固定してしまうとか、薄い金属で覆うとかでしょうか。
ちなみに、私は今申請中で結果待ちです。
次回今回購入したカメラの申請の詳細についてまた記事書きます!!