今回は「Interface3月号」の記事を参考に、STEVAL-DRONE01にXBeeを使ってPCとの通信にチャレンジするためのパーツの紹介です。
まず記事で利用しているXBeeですね。
XBeeはプロトコルにZigBeeを使った周波数帯2.4GHzを利用したRFモジュールになります。
XBeeを2つ購入すれば通信出来ます。
XBeeはシリアルインターフェースにUART、SPIの2つ対応しています。
STEVAL-DRONE01とはUARTを使います。
UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)の略で ユーアートと読みます。
「Interface3月号」の記事に合わせて同じものを購入してみます。
大きくはXbeeの本体2種類と外部アンテナ、そしてPCと接続するためのUSBドングルの4つ購入します。
- XBee ZB S2C TH Wire Antenna(型番:XB24CZ7WIT-004)
- XBee ZB S2C TH RPSMA Antenna(型番:XB24CZ7SIT-004)
- 2.4Ghz antennas RPSMA(型番:A24-HASM-450)
- RF 開発ツール Xbee Explorer Dongle (型番:WRL-11697)
ここで、XBeeのタイプにアンテナの種類がいろいろありますので紹介。
①・②はアンテナ付属、③・④は外部アンテナタイプです。
① Wire Antenna型・・・基板に針金のアンテナが付いてます。
② PCB Antenna型・・・PCBは、Printed Circuit Boardの略でプリント基板の事を指します。基板上のパターンをアンテナにします。
③ U.FL Antenna型・・・超小型の同軸コネクタの付いたアンテナ。こちらはRPSMA と違って、本体とアンテナ間にケーブルがあるので、何かケースに入れて使う場合とか便利ですね。XBeeとU.FL Antennaのsetで利用する前提で認証が取得されていますので別の構成にする場合は注意。
④ RPSMA Antenna型・・RP(Reverse Polarity)-SMAコネクタのついたアンテナ。SMAコネクタと似ていますが、極性が逆で中心に金属の棒が出ていません。XBeeとRPSMA Antennaのsetで利用する前提で認証が取得されていますので別の構成にする場合は注意。
この内、RPSMAコネクタのタイプがなかなか販売していないんです。
ネットで探しているとこのオンラインショップであれば一式全て揃いますのでおすすめです。
mouser : https://www.mouser.jp
あと、XBeeの設定をPCで行いますが、その設定をする際にXBeeをUSB経由でPCと接続するためのドングルです。
設定時以外にも「XBee ZB S2C TH RPSMA Antenna」はこのドングルに載せてPCに接続して使います。
・RF 開発ツール Xbee Explorer Dongle
ということでポチッとしましたので、納品を待ちます。
そして、きたーーー!!
まずは「XBee ZB S2C TH RPSMA Antenna」と「RPSMA Antenna」です。
そしてRF 開発ツール Xbee Explorer Dongle。
そしてドングルと合体、あとRPSMAコネクタがこれ。
こんな感じで合体させて利用します。
そしてMacに接続。
やっぱりPCにはこのRPSMA Antennaがスマートですね。
そして、これがXBee ZB S2C TH Wire Antennaです。
こちらも設定する際は先ほどのドングルを使います。
ということで、今回は各XBeeの紹介でした。次回は設定編です。
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