こんにちは!!hecatonです。
最近、自宅の防災準備をしました。
食料や水はそろえましたが、停電した時電気がないなと。
今や災害時に情報収集がラジオだけですと心許ないですから、スマホが常に可動出来る状態は必須です。
ということでポータブル電源とポータブルソーラーパネルを購入しました。
で、今回はポータブルソーラーパネルの方をレビューします。
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BALDRポータブルソーラーパネル
これです。
メーカーは2021年5月に日本初登場の企業でTogoPower株式会社(トゴパワー)の「BALDR」シリーズのパネルを購入。
メーカー説明は公式ページからの抜粋となります。
へ〜テスラ色が少しあるみたいですね。
TogoPower株式会社はテスラのバッテリーエンジニアを集めてリチウムイオン電池の応用製品開発における14年の研究開発をしました。 2019年にドイツの上場発電機企業UnitedPowerとパートナーシップを結び、ロサンゼルスで本社成立しました。 2020年日本埼玉でポータブル電源支社を設けました。 2021年5月日本初登場。
「BALDR」シリーズのラインナップは60Wと120Wの2種類ありますので、今回は高出力の120Wを購入。
この製品は太陽光の変換効率は23%と高い方ですが、太陽光の変換率はこんなものなので、やはり高出力の物の方が安心です。
また、ポータブル電源は予算との関係もあって大容量なものは購入出来なかったので、ソーラーパネルによる昼間の充電ありきで連携しながらの停電対策としています。
このソーラーパネルの特徴としてはこちら。
・防水機能:IP65防水等級で通常の小雨や小雪にはOK
・複数のポートに対応(急速充電も可)
QC3.0USBポートおよびType-Cポート(最大15V 4.5A)から2台のデバイスを同時充電可能
Type-Cポートは5V4.5A/9V3A/12V3A/15V3Aまで、最大45Wの高出力でPD対応のMacbookなどのPCデバイスへ急速充電ができます。
ということで、実機をみていきましょう!!
1.開封!!
今日は庭のテラスで撮影・・・今回は太陽が見えないとレビューになりませんからね。
さ、まずはケースを開いて・・・プチプチもあってちゃんと梱包されてますね。
ちなみに「プチプチ」は気泡緩衝材(きほうかんしょうざい)といいますね。
はい、取り出してみました。
同梱物は本体と、各種ケーブル、説明書等です。
メッセージカードが入ってますね。
丸文字で親しみやすさを出す戦略でしょうか。
(1)本体
本体ですね。
オレンジのロゴがプリントされたシンプルな作りです。
横幅52cm、縦37cmです。
裏はこんな感じ。
ポーチが付いています。
何かしまえるのでしょうか。謎のポーチは後ほど・・・
あと、パネルの角度をつけるための板状のものがあります。
薄さはこんな感じです。
折りたたみ式のソーラーパネルですが、そんなには分厚くない感じです。
持ち手もゴムグリップの付いたしっかりしたタイプです。
本体だけで約4.7kgありますからね、このくらいのグリップが付いていれば持ち運びも問題ないんじゃないでしょうか。
ダーっと開いてみました。
4枚のパネル構成で折りたたみができます。
横幅は166cm。縦は約52cmですね。
パネルも案外しっかりした感じです。
効率的な単結晶セルパネルで作られて、セルが規則正しく並んでいるため電力ロスが少なくて優れた性能とのこと。
一般的に安価な多結晶は結晶間のロスがあるので、単結晶の方が性能や転換率が高く高価です。
また、光透過率が高いETFEフイルムを採用していて、他のPETフイルムに比べて塗膜厚が厚く、耐熱や耐久性などに優れているそうです。
なので長く日光に当ても高温による燃焼や爆発の危険がないそうです。
さらにUp!!
なんだかわかりませんが、これがパネルの表面。
そして、これが裏側。
左側からポーチと短冊みたいなのが2つみえますが、これがキックスタンドです。
左右に丸い穴が空いてますので、ペグとロープを使えば風で飛ばないように本体を固定出来ますのでアウトドアでも問題ないですね。
で、これが謎のポーチです。
これを開けると・・・
出ましたソーラーパネルと直結したUSBコネクタとアンダーソンコネクタ付きのケーブルです。
ちなみにこのケーブルは1.5mあります。
(2)コネクタ関係
左側からアンダーソンコネクタ付きケーブル、LEDランプ、最大45Wの高出力PD(Power delivery)対応USB TYPE-Cコネクタ、QC(Quick Charge)3.0対応TYPE-Aコネクタです。
それぞれに接続すると、2台のデバイスが同時充電可能です。
さらに、Smart ICテクノロジーにより自動で接続されたデバイスを識別し、最適な電圧と電流で充電することで充電時間を最小限にする同時に過充電や過負荷からデバイスを保護してくれるそうです。
そうそう、USB TYPE-Cで急速充電するための規格「PD(Power delivery)」を利用するには対応のスマホや充電器、あとケーブルにも注意。
3A対応と5A対応の2種類があって、例えば100W給電にノートPC等デバイスが対応していてもケーブルが3A対応、つまりMax60Wだと求める急速充電は出来ないので、その場合は5A対応ケーブルに変更しましょう、ということ。
3A対応:Max 60W
5A対応:Max 100W
iPhoneであればType-C to Lightningケーブルを使いましょう。
付属品コネクター
このアンダーソンコネクタ付きケーブルに付属品のアンダーソンコネクタ付きDC7909、DC5525、DC5521、航空コネクタプラグケーブルを接続出来ます。こちらは0.65mです。
DC7909コネクタが付いているので市販の多くのポータブル電源に高速充電出来ます。互換性は確認してください。
こちらも付属品のアンダーソンコネクタ付きMC4アダプタケーブルです。これは3mあります。
では使ってみましょう!!
2.設置
キックスタンドを2つ立てると、こんな感じです。
立てかけると2ℓのペットボトルの高さぐらいになります。
直射日光の当たる場所でパネルが太陽光に対し垂直に近い角度にします。
これで発電量MAXになります。
今日は天気がいいですからね〜ソーラー発電日和ですね。
あっ!!LEDが赤く点灯していますね。早速発電してます。
3.ソーラー発電スタート
さっそくUSBコネクタにスマホを接続してみました。
ここではUSB Type-Aコネクタに純正のLightningケーブルで接続しているので急速充電ではないです。
パネルの下ならスマホを炎天下においても多少涼しいので大丈夫。
充電が始まりました。
しまった!!充電表示を「%」表示にしておけばよかった。
下はiPhoneの画面で、30%くらいからの充電です。
しばらく太陽光発電・・・放置。
そして・・・
4.充電完了
3時間で100%になりました。
ちゃんと充電出来てますね!!
これで停電していても昼間ならソーラーパネルでちゃんと充電出来ます。
ちょっと安心。
パネルは炎天下で熱々でしたが、動作は問題ないようですね。
その後冷やしてから畳みました。
(1)曇りや雨の日は?
一応曇りの日でも発電はしますが、発電量が1/3〜1/10になるようです。
雨の日だとさらに1/5〜1/20になるそうです。
それでも電力がないときはしょうがないですね。
(2)ソーラーパネル2枚直列接続
BALDR以外のメーカーのポータブル充電器にも接続出来ますが、このソーラーパネルの出力電圧は18Vなので、入力電圧が18V以上の場合は電圧不足になるかもしれません。
ご自身が接続したいポータブル電源の仕様を確認してみてください。
ちなみに、このソーラーパネルを2つ購入して直列ケーブルで接続すると36Vになりますので、入力電圧が36Vの場合はパネル2枚でいけるかもしれません。
5.まとめ
折り畳み式ソーラーパネルを初めて購入しましたが、166cmのパネルを4枚にして畳むことで53cmの大きさになり、重さも約4.7kgと持ち運びも簡単。
そして同時に2デバイスを充電出来、Type-AのUSBはQC3.0対応、Type-CのUSBは最大45Wの高出力PD対応です。
そしてIP65防水級なので豪雨はNGですが小雨くらいなら大丈夫。
BALDR以外のメーカーのポータブル電源でも接続可(ここらへんはAmazonレビューにAnkerやJackery、suaoki 等接続事例がありますので参考に)
これで停電時は非常電源として、そしてアウトドアではキャンプでも電気が使えます。
いや〜停電時でも簡単に電気が得られる安心感はいいですね。慌てなくてもいい。
あと13%しかないからドコモショップ行こうとか、避難所の充電スポットに行くとかしなくても、とりあえず外でこのソーラーパネル広げれば急速充電できるのはいいよね。もちろん晴れていればですがね。
さらに保証期間は1年間なんですが、保証カードの登録をすると無償2年間延長になるサポートもあります。うれしいですね!!
買って正解!!
ということで次回はBALDRのポータブル電源を使ってみます!!
ではまた!!