7月に夏季休暇をいただいてシンガポールに家族で行ってきました!!
シンガポールでやってみたかった事は、現地の通信会社を利用した通信ですね。
ローミングではなく現地で現地の携帯電話会社のSIMを購入してiPhoneで利用するということをやってみたかったんです。
なにせ海外行くのは子供が産まれてからは行ったことがないですからね、過去の旅行や海外出張ではドコモの海外1dayパケとかを利用していましたが、今では2015年5月1日以降の端末からSIMロック解除の義務化により、自分の端末でもSIMロック解除出来ますしSIMロックフリー端末を初めから持っていなくてもいいわけです。
ということで、数年前よりそういった気軽に現地SIMを利用出来る環境が整ったということですね。
じゃあまずシンガポールで利用するための準備として基本情報を調べましょう。
1.自分のスマホをSIMロック解除する
(1)解除するならMy docomoで
(2)端末はいつ購入したもの?
2015年4月30日以前に購入した端末は、My docomoは利用できないのでドコモショップ行きましょう。ただし、iPhoneの場合、6以前は解除不可なのでドコモの「海外1dayパケ」を利用したり海外WiFiルーターレンタルですね。
iPhoneの場合は6s以降から対応です。
(3)購入日から100日経過した機種か?
一括払いや分割でも支払いが完了した端末であれば100日経過しなくても解除可能です。
ただし、パケットパック等の指定期間を利用して端末の購入代金をドコモが負担するような端末購入サポートを利用している場合は解除料が必要になるので注意。
(4)すでにドコモとは解約してる?
解約した人はMy docomoで出来ないのでドコモショップ行ってください。
ただし解約から100日経過した場合は受付も不可なので注意。
もちろん手数料は¥3,000です。
詳しくはドコモのSIMロック解除のページを参照してください。
【ドコモ】SIMロック解除ならびに他社製品の携帯電話などのご利用
https://www.nttdocomo.co.jp/support/procedure/simcard/
2.現地SIMの通信会社をどこにするか
(1)シンガポールのキャリアについて
シンガポールには3大携帯キャリアがあります。
・Singtel(シングテル):イメージは老舗ですね。日本のドコモ。
・Starhub(スターハブ):2番手の位置で日本でいうauかな。
・m1(エムワン):3番手のソフトバンクみたいな感じ。
シェアはSingtel>Starhub>m1です。
その他、回線借りのMVNOは以下の会社。
サークルズ・ライフ、ゼロワン、ゼロ・モバイル、マイリパブリック
で、私は観光利用で7日程度の短期利用なので3大携帯キャリアが出している「旅行者向けSIM(ツアーリストSIM)」を購入します。
シンガポールは日本の23区程度の領土なので、エリアカバーを考えるとどの会社のプリペイドSIMを購入しても問題ないと思います。
で、各キャリアの対応バンドを確認します。
[table id=11 /]
ちなみに各国のキャリアの対応バンドは以下のHPで確認可能です。
(2)ドコモのiPhone6sの対応バンドについて
私のはモデルA1688なんで、AppleのHPで対応バンドを確認すると・・・
- モデルA1688**
LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、12、13、17、18、19、20、25、26、27、28、29)
TD-LTE(バンド38、39、40、41)
TD-SCDMA 1,900(F)、2,000(A)
CDMA EV-DO Rev. A(800、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)
UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)
GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)
この対応状況を見る限りでは、SingTelだけがLTEのバンド8の900MHz帯に対応しています。iPhone6sもバンド8には対応しているようです。日本ではソフトバンクが利用しているバンドですね。
私は以前からSingtelを利用してみたかったのと上記のバンドの対応状況から、SingtelのツアーリストSIMを購入することにしました。
3.購入場所について
これは現地で購入する必要があるので、現地に着いてすぐに利用したいのでチャンギ空港で購入します。
チャンギ空港での購入場所は、両替所が近いです。しかも早朝便でも深夜便でも問題ないです24H営業なので。
SingtelのHPに購入場所が掲載されてますのでご確認ください。
Get your hi!Tourist SIM Card from any of these shops or at our authorised mobile retailers.
当時は以下の空港の記載があったけど、今はないな・・・
Singapore Changi Airport (Terminal 1, 2 and 3) Travelex Currency Exchange Counters Changi Recommends Counters
4.ツアーリストSIMについて
購入したツアーリストSIMがこれです。
hi!Tourist SIM Cards
SIMの形が昔の大きな形とiPhoneに使うnanoSIMに対応しています。
自分のSIM形状にあったサイズでパキッて折って使ってください。
さあ、このSIMで出来ることですが・・・すごいですよ。
$15(シンガポールドル)で国内通話500分、国内SMS100通、国際電話30分、国内データ通信4G 100GB、SNSアプリ(Facebook, WhatsApp, LINE, WeChat)無料アクセス。ただし、SNSアプリの利用は1G以内/dayを想定とのこと。
また、4Gのデータ通信の100GBもすごいですが期間限定らしくHP上では2018年9月30日までとのこと。
2021年はどうなっているかは詳しくはSingtelのHPに記載されてます。
- $50 Twin Pack values will be shared between the main line and the supplementary line.
- 1 Local and international calls are charged based on per minute block.
- 2 Unlimited local calls/SMS refer to 3000 local call minutes and 5000 local SMS for 10 days.
- 3 Fair usage of 1GB per day applies for free access to Facebook, WhatsApp, LINE, WeChat.
- 4G 100GB local data offer is valid till 30 September 2018.
ここに記載されている事はSIMに多言語の説明書が同梱されているので問題ありません。
購入する際の条件は、現金で購入、パスポート提示、一人3枚までです。
ちなみに、パケット等の利用状況の確認の仕方は3つあって
・専用のアプリ(hi!App)をDLする
・hi.singtel.comにアクセスする
・*100*1#に電話する
私は専用のアプリ(hi!App)でこまめに確認してました。
これです。
あと、SIM入れ替えの際はピンを忘れても大丈夫です。両替所にもありますし案内所にも置いてあるので。
一応注意なんですが、SIM入れてほとんど設定はいらないのですがSIMロック解除してSIM入れ替えるとアクティベーションが始まるのでApple IDを忘れないようにしてください。
あとネット環境が必要になりますが、案内所でチャンギ空港の無料Wi-Fiを聞けば教えてくれるので問題ないです。
ということで現地SIMでした。