教育版レゴ® マインドストーム® EV3商品は、令和3年(2021年)7月で、販売および部品供給サービスを終了しました。
さ、今回は年末に購入したLEGO EV3を利用してプログラミングを体験してみます。
まずプログラミングにはソフトウェアが必要です。
私のマシン環境はMac OSなんですが、ここで問題が・・・
購入先のAfrelのWebサイトを確認するとMac OSの場合注意が必要とのこと。
現在のEV3ソフトウェアは、今秋リリースのMacOS Catalina(カタリナ)に対応しておりません。
【現在Catalinaをお使いの方】
現在のEV3ソフトウェアをお使いになるには、OSをCatalina以前のバージョンにダウングレードをお願いいたします。
Mac OS(Mojave以前)向けEV3ソフトウェアのインストーラーが下記ダウンロードサイトより入手可能でございます。
https://education.lego.com/en-us/downloads/retiredproducts/mindstorms-ev3-lab/software
OSのダウングレードが難しい場合、
「EV3 Classroom」の英語版が正式リリースされておりますので、下記ダウンロードサイトより入手が可能でございます。
https://education.lego.com/en-us/downloads/mindstorms-ev3/software
マジか!?すでにCatalinaだよ。
ダウングレードも出来ないことはないが面倒くさい・・・
じゃあCatalinaに対応した英語版を利用すればいいじゃん。
日本語版と何か違うのか?
AfrelのWebをみると・・・
現在のEV3ソフトウェアが2019年11月から2020年春頃にアップデートされることが決定いたしました。
アップデート内容や対応状況についてご案内いたします。
ソフトウェア アップデートの内容
- Scratchベースのプログラミング環境「EV3 Classroom」へ変更されます。
(LabVIEWベースのアイコン型からScratchベース画面に変わります) - アップデートスケジュール(予定)
2019年11月 Mac OS 英語版 対応
2020年 春 iOS,Windows10,Android,Chrome 日本語含む 15カ国言語版 対応
なるほど、ブロックを組み合わせるような独自プログラムソフト(LabVIEWベース)ではなくScratchベースになるのね。
これがLabVIEWベースのEV3 Lab。アイコンの組み合わせでプログラミングを行います。
で、これがScratchベースのEV3 Classroom。
LabVIEWベースの方が、Scratchベースと比較してアイコンが部品の形そのままなので直感的にわかりやすいかな。
そしてプログラムの作り方がLabVIEWベースだと、左から右へと横に命令をつなげていきますが、Scratchベースは一般的なプログラムの書き方と同様に上から下へと縦で命令をつなげていくので、今後のプログラミングの習得、例えば別言語への移行を考えるとScratchベースで慣れていた方がいいのかなと、個人的には思いました。
もう、プログラミングの開発環境は「Scratch」がもはやデファクトスタンダードなんだな。
ということでEV3 ClassroomをDLするためにLEGOのWebへ
LEGO
https://education.lego.com/en-us/downloads/mindstorms-ev3/software
でDLして立ち上げると・・・
こんな画面です。
まずは画面上段左に青字で記載されているstartから始めます。
掲載しているのは何個かprojectを作成した後の画面で本当の初期の画面ではないのでご了承ください。
englishバーションしかないので全部英語ですが、これも英語の勉強と考えますかね。
そしてSTARTをクリックすると・・・チュートリアル画面がでます。
画面下段のTeache Preparationから始めてみます。
EV3キットの整理ケースの使い方ですね。
部品毎に納める場所を決めるのでグループごとに付属のシールを貼ります。
あとパーツはグループ毎にビニール袋に入っているので、それぞれのパーツが何個あるかちゃんと検品しましょう。
案外正規代理店から購入しても部品が誤って入っていたりしますので、学習を始まる前にちゃんと部品がそろっているかしっかり確認しましょう。
実際、私が購入した製品は部品が不足していましたので、経験者としてこれから購入する方に注意喚起します。
さ、準備が整ったら本体といくつかのセンサーとモーターを使って動作確認です。
画面に沿ってEV3を動作させてみましょう。
先ほどの画面に戻ってGetting Startedの1からやってみましょう。
その次の2は、センサーとモーターを本体に繋いでそれぞれの動作確認をします。
さらに3は、実際にタイヤやブロックを使ってDriving Baseという基本的な車のロボットを組み立てます。
センサー、モーター類は下のようにいろいろあります。
中心にあるのが本体。その本体の上部から3つ伸びたケーブルの先が2種類のモーター。
本体下部から4つ伸びたケーブルの先が4種類のセンサーです。
それぞれ詳細は別途!!
次回、Driving Baseを作ります!!
教育版LEGO EV3の個人的におすすめの正規代理店はAfrelです。ぜひご検討ください。